サードプレイス

「オマ・ラウハ」の精神:こばやし あやな「公衆サウナの国 フィンランド」

今年の初めから京都・五条楽園にある「サウナの梅湯*1」にちょくちょく通っているのですが、そこでこんな本を売っていたので思わず買ってしまいました。表紙が素敵です。 公衆サウナの国フィンランド: 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス 作者:…

感想:「ナラティヴ・コミュニティを、まなぶ。」

先日「ナラティヴ・コミュニティを、まなぶ。」というイベントに参加してきました。 ナラティヴコミュニティを、まなぶ。 ひょんなことからお声掛けをいただき、哲学カフェの紹介を行うために登壇?することに。自分としては以前から哲学カフェ(及びその他…

ひとの「余白」を奪うな

Lexicon 現代人類学を読みはじめたのだが、2章の「レヴィ=ストロースの構造主義」の記述にさっそく目が止まった。筆者の出口氏は、レヴィ=ストロースは『神話論理』において「神話を語り伝えることで新世界先住民が培うモラルと同調すること」を目指してい…

人生の学び舎:スナック研究会「日本の夜の公共圏:スナック研究序説」

自分はスナックに行ったことがないのですが、「日本の夜の公共圏」というタイトルに惹かれて読んでみました。 日本の夜の公共圏:スナック研究序説 作者: 谷口功一,スナック研究会 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2017/06/22 メディア: 単行本(ソフトカバ…

食べログに載らない「何か」:マイク・モラスキー「日本の居酒屋文化」

今日取り上げるのは、こちらの本です。 日本の居酒屋文化 赤提灯の魅力を探る (光文社新書) 「サードプレイス」という言葉があります。家(第一の場)でも職場(第二の場)でもない、その人にとって居心地のいい「第三の場」のことを指します。本書は日本の…