はれ ときどき てつがく。

ちいさな「てつがくする」をさがして

哲学カフェ/哲学対話

コミュニケーションが/その場で/哲学する:堀江剛「ソクラティク・ダイアローグ」

最近出た堀江剛氏の「ソクラティク・ダイアローグ」の感想です。 ソクラティク・ダイアローグ (シリーズ臨床哲学4) 作者: 堀江剛,中岡成文 出版社/メーカー: 大阪大学出版会 発売日: 2017/12/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見…

哲学カフェはなぜ「カフェ」なのかー「カフェ性」の探究へ④

前回の記事で、カフェという場のもつ「コード」について書いた。 前の記事にも以下のように書いた通り、カフェのコードと哲学カフェの「ルール」は共通している。このことについて最後に考えたい。 哲学カフェで説明される「大切にしていること」や「ルール…

哲学カフェはなぜ「カフェ」なのかー「カフェ性」の探究へ③

過去二回に続いて、カフェの話。 hare-tetsu.hatenablog.com hare-tetsu.hatenablog.com 前回カフェの歴史をごくごく簡単に紹介したが、「カフェ」は歴史的にみても「市民の社交場」として、立場や肩書きに関係のない議論の場として機能していた。多くの哲学…

哲学カフェはなぜ「カフェ」なのかー「カフェ性」の探究へ②

前回の記事で、哲学カフェにおいては「哲学」と「カフェ」が切り離しがたい形で結びついているのでは、という話を書いた。そして、哲学カフェの「カフェ」の部分について考えてみたい、と。 hare-tetsu.hatenablog.com 前回にも書いたように、多くの哲学カフ…

哲学カフェはなぜ「カフェ」なのかー「カフェ性」の探究へ①

突然の話で恐縮だが、「メイドカフェはメイドなのか?」と問われたらあなたはどう応えるだろうか。「いや、メイドカフェはメイドのいるカフェであって、メイドカフェ自体はメイドではない」と応えるのではないだろうか。これは当たり前の話で、多くの「カフ…

「哲学カフェ」と「哲学対話」を使い分けてみる、という話

最近はイベントの種類によって「哲学カフェ」と「哲学対話」という言葉を使い分けるようにしています。これはどう見てもカフェっぽくない場所で「哲学カフェ」を名乗ることに抵抗がある、という素朴な考えからはじまっているのですが、最近は少し踏み込んで…

「問い」が生まれるとき

先日京都の妙満寺で開催された哲学カフェに参加してきました。「雪の庭」という庭が有名なお寺です。当日は非常によい天気で気持ちよかったです。 会場はこちら→顕本法華宗 総本山 妙満寺 今回はお寺を30分ほど自由に回った後で、みんなで考える問いを決める…

自分の哲学カフェのルール変遷をまとめてみた

久しぶりに哲学カフェのルールを見直そうと思い立ち、考え中。良い機会なのでこれまでの変遷(?)をまとめてみました。主に自分の備忘録用。改めて振り返ると結構変わっているような、変わっていないような… 2011〜(小金井哲学カフェとか) ■冒頭の説明 哲…